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18/04/30(月)

ホルステン門 今ハンブルク中央駅から近郊列車に乗車。通勤とは逆方向だからか、総2階建の列車はかなり空いていた。断続的に雨が降る中、約45分でリューベック中央駅(Lübeck Hauptbahnhof)に到着。駅舎の外に出ると本降りになっていたので、駅前のバスターミナルで暫し雨宿り。雨が上がったところで旧市街に向かって歩き、開館時間を待ってホルステン門(Holstentor)を見学。街の入口に位置する門は、外側に向かって傾いている。近くには塩の倉庫の建物が残っている。リューベックは今でこそ大都市ではないものの、塩の交易で栄えた街で、ハンザ同盟(Hanse)の盟主として会議を主催していた街である。旧市街は「ハンザ都市リューベック」として世界遺産に登録されている。

トラヴェ川(Trave)を渡って旧市街に入ると、表通りは新しい建物が目立つけれど、路地に入ると古い建物が数多く残っている。ホルステン門を見学しているうちに日が差すようになったので、天気が変わらないうちに聖ペトリ教会(Petrikirche)の塔に登る。階段の先にエレベーターがあって、展望室に上がると周囲に巡らせた窓から赤煉瓦の屋根が連なる街並みを見渡せる。今日訪れる予定の場所を大体把握してから下に降りて、マルクト広場に面した市庁舎の前を通って、聖マリア教会(Marienkirche)を訪れる。ガイドブックによるとバッハがオルガン演奏を聞きに来たことがあるらしい。戦争で破壊された建物は修復されたが、焼け落ちた鐘が残されている。

ホーフ内庭 昼食までの時間を利用して、旧市街の北部を散策。この辺りには特直的な街並みが残っていて、ガング(Gang)と呼ばれる抜け道の先には、商人の邸宅の裏庭に建てられた長屋が残る。ホーフ(Hof)は商人の未亡人のための共同住宅で、必ず中庭があることに由来。頃合いになったところで、市庁舎地下のラーツケラー(Ratskeller)で昼食。ドイツの昔ながらの街には市場を開いたマルクト広場があり、広場に面した市庁舎(Rathaus)の地下セラーがレストランになっていることが多い。地元の魚料理とハウスワインのヴァイスブルグンダーを注文。この後の列車の本数が少ないので、食後は早足で駅に戻る。

古いクレーン 2両しかないローカル線列車はかなり混雑していたが、なんとか座席は確保出来た。1時間と少しでリューネブルク駅(Bahnhof Lüneburg)に到着すると、またしても雨。しかも今度は当分止みそうもなかったので、傘を差して歩き始める。イルメナウ川(Ilumenau)の中州を通って、旧市街に入る手前にあるのがその名も「古いクレーン(Alter Kran)」。18世紀に作られたもので、中に2人入って車輪を動かしていたらしい。対岸にはニシン倉庫が残っている。傘を差したまま旧市街を歩き、市庁舎を通り越して聖ミヒャエリス教会に着く頃には天気が回復していた。バッハが付属学校で学んでいたという教会は、内部を公開していないような雰囲気だった。

アムザンデ広場 続いて訪れたのはドイツ塩の博物館(Deutsches Salzmuseum)。リューネブルクはリューベックが取り扱う塩を生産していた場所で、昔の塩の製法などの展示があったが、説明書きはドイツ語のみだった。アム・ザンデ広場(Am Sande)に向かう頃には、青空が広がるようになっていたので、近くの給水塔(Wasserturm)に登って街並みを眺めた後、川沿いに歩いて古いクレーンを再訪。やっぱり天気が良いと、印象はかなり違う。リューネブルクはハンブルク都市圏に入るので、宿で貰った市内交通のフリー切符が有効のようだけど、時間が掛かる上、次の列車は30分以上先のようだったので、インターシティに乗ってハンブルクに戻る。昼にしっかり食べたので、やっぱり今夜も軽食で。


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