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幕内全景(日の丸展望台より) | [QuickTime: 224KB] |
南大東島も周辺部が高くて中央部は窪んでいますが、面積が広い分、北大東島よりも多くの池が散在しています。中でも大池は、淡水の面積としては沖縄県で最大です。島の隆起によって海が取り残されたもので、本来は汽水域にしか生育しないはずのオヒルギ(マングローブ)が、内陸でも群落をなしています。島の主産業はサトウキビの栽培ですが、鉄道で港まで運んでいた時代があったため、琉球松並木など島の各所に廃線跡が見られます。蒸気機関車等の車両が保存されている「ふるさと文化センター」では、独特な島の文化を紹介しています。大東島に最初に入植したのは八丈島の出身者だったので、八丈島と沖縄の文化が入り交じっています。