布引ハーブ園は六甲山の中腹にあり、眼下の景色も素晴らしいですが、様々な有用植物が見られます。ハーブ類の花の盛りは初夏ですが、今回訪れた7月下旬でも色々な花を楽しむことが出来ました。マーシュマロウは「沼地の葵」という意味ですが、本来は喉の薬であったマシュマロを、この根から作っていたそうです。ベルガモットはアールグレイの香り付けに使う柑橘類の名前ですが、似た香りを持つためタイマツソウのことも同じ名前で呼びます。他にもシナモン、カレーなど、姿形は似ても似つかぬものなのに、香りが似た植物があるのが自然の不思議です。
神戸市立布引ハーブ園:JR・地下鉄新神戸駅から新神戸ロープウェーで10分。