船浮湾に面した船浮集落には道路が繋がっていないため、船が唯一の交通手段となっています。イリオモテヤマネコが新種として発見されたのはこの集落です。絶滅危惧種で非常に警戒心が強く、しかも夜行性なので地元の人でも滅多に姿を見ることはないそうですが、船浮集落周辺では今でも足跡を見ることが出来ます。集落を出て昔の水汲み場がある木立の中を少し歩けば、イダの浜に出ます。沖縄の海はどこも綺麗ですが、離島のさらに奥地ともなれば周りに一切人工物はありません。