松山から伊予大洲までは特急で約40分、旧市街へは駅から少し歩いて肱川(ひじがわ)を渡ります。河畔にある大洲城の天守閣は、2004年に復元されたものですが、苧綿櫓(おわたやぐら)など江戸時代の建物も現存しています。臥龍山荘は百年前に貿易商が関西から職人を呼んで建てたものです。明治や大正の面影を残す街並みの他、昭和の高度成長期を再現した資料館や定期市もあります。