通潤橋は19世紀中頃に架けられた石造りのアーチ橋です。深い渓谷に囲まれた白糸台地に灌漑用水を供給する目的で作られました。逆サイフォンの原理を利用したもので、水はくり抜いた石の中を伝って、吹上口に到達します。放水は本来、管内に堆積した泥を放出するために年に一度だけ行うものでしたが、最近は観光用に放水する日が増えたようです。
通潤橋:熊本交通センターからバスで約1時間半