大東諸島がプレートに乗って沈降しながら移動するうちに、海面付近で生育する珊瑚がどんどん蓄積してゆきました。現在ではちょうど臼歯(奥歯)のような形になっていて、周囲は切り立った崖となっていますが、島の真ん中は窪んでいます。窪みの縁を幕(はぐ)と呼び、それより内側が幕内、外側が幕上となります。常時波が荒く船は接岸出来ないため、荷物だけでなく乗客もクレーンで運ばれます。